よくある質問Q&A ~どうして「ひとめ☆ボーレ」なの?
- komukai6
- 2017年11月29日
- 読了時間: 2分

ご愛顧頂いております「ひとめ☆ボーレ」、おかげさまで今年も豊作となりました。
・・・何故、ひとめ☆ボーレなのか?
元は「ヒトメボレ」です。ただし今季で十年、無更新の「地ダネ栽培」です。
では地ダネとは何か。
みなさんが一般的に店頭で買うお米は、100パーセント『更新種子』で栽培したお米です。
例えば農家が「ヒトメボレ」として農協に共同出荷するためには、毎年春にヒトメボレの種子または苗を、すべてJA(農協)から買って栽培したモノでなければなりません。
これは多様な条件の異なる圃場、不特定多数の農家がバラバラに持ち寄る収穫物を共同集荷・販売する上で、他品種との交雑を防ぎ、品種としての安定を図るために必要な処置なのです。
一方、共同出荷を行わず自家用米だけを栽培する場合には、農家が自分の圃場で前年収穫した種籾を翌春に播種・育成する昔ながらの方法、こういうのを「地ダネ」と呼びまして、我が家の場合もこれに当ります。この場合はヒトメボレとしての流通・販売はご法度とされています。
さて、地ダネによる栽培を毎年繰り返しますと、次第に稲が変化する場合があります。
栽培状況や、その土地の気候・風土を遺伝子に刻み込み、進化・或いは退化する可能性があります。
近所から田植えで余ったヒトメボレ苗を譲り受け栽培し採種、翌年播種。
以降、かれこれ十年無更新の地ダネ栽培。何がどう変わったか。
「ヒトメボレ」と表記しないのは、すでに「ひとめ☆ボーレ」だからです。

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